【PowerDirector】X年連続"国内No.1" のカラクリ
2023年時点で8年連続"国内No.1"とのことですが、実態に合わなさすぎたので調べてみました。
記事によると、BCN AWARDというものがあり、ビデオ関連ソフト部門 で CyberLink社が 1位とのことです
選考方法・基準を見ると、BCNと契約しているパソコン・家電販売店での1年間の販売数とのことです
つまり、パッケージ版(こんな感じの箱)を店頭などで買った場合のみ集計されるということです。 無料ソフトはもちろんのこと、Adobe Premiere Proなどネット上の取引だけで済んでしまう有料ソフトは集計されません
動画編集ソフト部門のようなものは存在せず、ビデオ関連ソフト部門というよく分からない部門です。
1位 CyberLink(47.8%)
2位 SOURCENEXT(19.6%)
3位 Jungle(9.5%)
これを見るだけでもビデオ関連ソフトは動画編集ソフトのことではないと分かると思います。
動画編集と関連しそうな他の部門として、グラフィックスソフト部門と画像処理ソフト部門があります(どちらもAdobe1位)
ビデオ関連ソフトとして当てはまりそうなものは以下
動画編集ソフト
動画形式変換ソフト
DVDなどディスク再生・書き込み
録画ソフト
PowerDirector、PowerDVD、Power2Goが対象ソフトウェアのようですが、PC購入時に勝手に入っているようなPowerDVDってどういう扱いになってるんでしょうか
https://scrapbox.io/files/64546c90defb14665bb98620.png
パッケージ版でインストールしていてBCNで集計されている とかでないことを信じたいけど47.8%とかいう数値を見るとあり得る気がしてきた
結論
店頭販売などのパッケージ版のみのガバガバ集計方法
ビデオ関連ソフト部門というガバガバ部門でCyberLink社が1位なのを、ガバガバ解釈であたかもPowerDirectorが動画編集ソフト1位かのように宣伝している(DVD再生ソフトのPowerDVDが1位を取っている可能性あり)